一級建築士

これらは、建築できるものの大きさや種類によって分けられています。延べ床面積が三○○平米以上で、高さが一三メートルを超えるような大きな建物や、病院や映画館などは一級建築士でないとできませんし、設計図の確認申請書に判を押すのも、一級建築士でないとできません。その建築士の中でも、構造のことは構造の人、意匠のことは意匠の人、と専門を決めて仕事を行っていきます。これは医師にあてはめて考えると理解しやすいでしょう。医師免許という国家資格を持った医師が、内科、外科、眼科などみずからの専門分野を決めて、その道でプロになっていくのと同じイメージなのです。施工は実際の建築を行うゼネラルコントラクター、通称ゼネコン(建設業者=建築系統の手配業者)です。設計施工の場合もありますが、設計と施工は分かれていることが多いといえるでしょう。販売に関していえば、デベロッパーが直接売ることもあるし、販売会社といって販売専門の会社が売ることもあります。その場合、購入者が直接やりとりをするのは、この販売会社のみ。そしてこの販売会社は、実績とノウハウを積み重ねながら、デベロッパーに転じたりもします。マンションを巡る業界は、多くの会社や多くの人がかかわる構造を持っています。

2014年9月
     
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